12/05/2010
映画「玄牝=げんぴん」
今日は主人が珍しく「観たい映画がある」と言い出しました。その映画とは「玄牝=げんぴん」自然派出産を表掲する愛知県の岡崎市にある吉村医院が舞台のドキュメンタリー映画です。早速、調べてみると13時の回は子どもも一緒に観られるとの事だったので渋谷の映画館に行ってきました。こういう配慮は劇場で映画を観ることから疎遠になっているパパ、ママにとって本当にありがたいです。
吉村医院はテレビなどでもよく紹介されていますが、最初、臨月になる妊婦さん達が薪割りやぞうきんがけなどをしている姿を見た時は衝撃を受けました。ここに出てくる妊婦さん達はそれぞれにいろいろな悩みを抱えています。ある女性が幼い長男を立ち会わせる出産シーンがあるのですが、そこで長男が赤ちゃんが産まれた瞬間、涙するんです。小さいながらもちゃんと感じているんですね。私も思わずもらい泣きしました。産まれるも産まれてこないも自然の神秘、現代の医療はその神秘に逆らってる。安静にしなさい、太りすぎ、予定日を過ぎたから陣痛促進剤を使いましょう、吸引しましょう・・・そういう不安を抱くような指導や管理の在り方が、難産を招き、お産を恐怖体験にしてしまうという院長。これまで2万例以上のお産に立ち会い自然なお産に対して揺るぎない信念を持ちながらも葛藤する姿、娘とのぶつかりあい、また医院を支える助産師さんたちのさまざまな苦労や葛藤も素直に描かれてありました。この映画は決して自然分娩万歳というものではありません。あくまでも幸せなお産の選択権は自分にあるんだという事です。私も出産を経験して初めてわかりましたが、お産は本当に命がけで、元気に産声をあげて誕生することがいかにすごい事なのかというのを改めて考えさせられました。ぜひ男性の方にも観て頂きたいと思います。詳しくはこちらをどうぞ→玄牝
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1 件のコメント:
うあぁ!
映画観たわけでもないのに、美穂さんのを読んだだけで涙腺全開になりそうでした!(滝汗泪汗;;;
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